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spica読んだ

冒頭の「恋愛とは人を狂わせる病気である」ワロタ。恋阿修羅の所為ですね。

おおまかなあらすじ
主人公の彼女は、大学生かと思ったらいつの間にか中退してて、バイトして得た金で買い物してるかと思ったら彼の父親のクレカを勝手に使い込んでいて、誕生日は複数あって、ずっと偽名を使っていて、その上重度のネトゲ廃人で、結局ネトゲ仲間との浮気が原因で別れた。それでもピンク髪で電波で可愛いが故に忘れられないので、別れた後も「お腹が空いた」という電話がある度に彼は食料を届ける、彼女はダイエットと称して下剤でそれを排出するという生活を続けていたが、彼女が尿道結石による極度の苦痛で窮地に陥ったのを彼が看病したところ、失って初めて分かるとかなんとか言ってよりを戻す。しかしその舌の根も乾かぬ翌日に件のネトゲ仲間との浮気現場を目撃したので心中を図るが失敗し、仕方なく自殺を試みるがこれも友人に引き止められ失敗する。それでもやはり愛していることに変わりはないのでもう一度よりを戻して完。

確かに恋愛=狂気としか言いようがない。詳しい心理描写があるから心情は理解出来なくはないがやっぱり釈然としないよ。常識的に考えると法的手段に訴えるべきレベル。
というかこのストーリーラインでハッピーエンドを演出していると言う点を評価すべきなんだろうか。
自殺を引き止められる場面は純粋に良い話として成立してたけど、このエピソード単独で考えると凡百過ぎるしなー。難しい。
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  1. 2009/01/12(月) 00:22:40|
  2. 小説
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