時間ギリギリいっぱいだったから書けなかった昨日の続き。
そんなこんなで、左のカテゴリの小説の横のやけに少ない数字を増やしてバランスをとろうと思った。
そもそも何故増えないのか考える。
1. セオリーに暗い 元々私は全くと言っていいほど本を読まない典型的な活字離れした若者なので、何を基準に語れば良いのか分からない。両手で数えられるぐらいしか読んだ事無いよ。(ぐわしとか考慮せず)指一本に2進数表現の1桁分を割り当てれば1023まで、三関節をフル活用して指一本に3bitを割り当てれば10億7374万1823まで数えられるから当たり前だけど。
2. 感想欲の要因に乏しい以下二つ
2.1. 記憶に対する不信感手元に残らずに流れ去ってしまう作品は、何らかの手段で具体化しておかないと落ち着かない。見ただけで捨ててたら、あとから蓄積を眺めてニヤニヤ出来ないもの。
2.2. 適宜参照可能な状態化 動画など、自分の望むペースで享受出来ない媒体は見返し辛い。(出来ればCtrl+Fで)いつでも中から素早く情報を取り出せるようにして保存したい。
…に関して、小説は元々文字だから、買って置けばそんなに書く意義が無い。
3. スパンの長短現状のアニメや漫画の感想は高々1話に対する感想であって、この場合些細な事に対するツッコミだけでもそれなりに成り立つが、本の1段落毎感想とか普通書かない。すると全体のテーマとかに言及しないといけない気がして知ったこっちゃねーよとなる。
まあそんな感じだけど今は更新ネタに窮してるし、適当でも無理矢理でも書いていこうかなーと思ったり思わなかったり。2桁ぐらいになればいいねー。
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- 2009/06/01(月) 23:29:00|
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タイトルからして、今度こそSFなお話だろうと思ったら、やっぱり無職男と電波女がなんやらかんやらする話だった。
確かに普通にSF書いても、とりわけ特徴があるわけでもなしに、きっと他の中に埋もれるだけの結果になるに違いないから、それよりは特殊な経歴を生かして、その人生に即した文を書くほうが、リアリティという点でも意味があって、それこそが唯一の生き残る道という事なんだろう。
と言っても今回はSF要素も含んでいる。全体としては恋愛と純文学とSFがない交ぜになってる印象。
それに前回までのように登場人物がそれほど病んでない。主人公は精神安定剤飲まないと自我が保てないような明らかな病人ではなく、ある程度分別を弁えてるちょっと疲れた社会人ぐらいの感じだし、ヒロインは常に手首を切り続けてる重度のメンヘラなどではなく、ちょっと変わったところはある女子高生と極端に消極的なOL。
かなり地に足が着いて、一般にも受け入れやすくなっていると思う。だからこそ突き抜け感が足りずに誰を対象としてるのか見失ってると言えなくも無いけど。
純粋に面白いと感じたのはやっぱりSF部分。宇宙内での通信における光速度による距離的隔絶をシミュレートする事で、それを時間という重みを持ったもので体感出来る宇宙ボトムメートルのアイディアは、フリーソフト作家の強みが十二分に出ていた。実際こんなソフトあったら使ってみたいと思うもの。きっと普段こんな事ばっかり考えてるんだろうなー。
終盤に作者が登場したところでは、現実世界から作品内世界へのメタ構造を利用した展開が繰広げられるのか、主人公が作者じゃなかった事はその伏線だったのかと思い、おおっと思ったけど、即座に主人公に否定されてしまった。
とは言えそれを関連付けて考える事自体には意味はあると思う。作品内世界の中にスフィアがあって、スフィアの中に宇宙モデルがあって、彼女の中に宇宙モデル”猫道”があって、現実世界から彼女に干渉できない祖父はYに呼びかける…。めんどくさくなったので考えるのをやめた。
一つだけ言える確かな事は、毎度お馴染みのコンビニのパンを常食する生活は贅沢極まりないという事だね。暇はいくらでもあるんだから自炊すれば働かなくても生きていける期間が、主人公の見積もりの2倍ぐらいにはなってたろうに…。勿体ない勿体ない。
- 2009/06/02(火) 23:18:17|
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枠のアニメは見てないけどアニメ感想
イナズマイレブン第8話 恐怖のサッカーサイボーグ!
「俺は1分1秒、そしてこの瞬間にも成長している! だからこそ言える! 今の俺は、昨日の俺より、もっともっともっと強い!」というわけで、先週の特訓によってデータ以上の基礎体力を身に付けていた為に、初めて地力で上回る形で勝利。一応新必殺技も出てたけど、GKとFWの合体技って今後活躍の余地はあるのか。
主軸となる流れは、キーパーがシュートするという無茶をやらかす事によって、「遠藤はバカ」という先週の伏線も回収しつつ、データ校にデータに縛られた面白みに欠けるサッカーからの脱却を促すというもの。これでもかというぐらい王道展開で予想の範疇を出ないが、1話の中でものすごく綺麗な展開を成していて、割と感動出来た。
ちなみにあの頭に付けてる脳波操作する感じの機械はルール的にどうなんだと思ってちょっと調べてみたところ、
>>競技者間、またはテクニカルスタッフとの間の無線通信システムの使用は、認められない。
(日本サッカー協会「競技規則の解釈と審判員のためのガイドライン」 P63)
ということで、普通に反則っぽい。
超能力みたいな技だらけのこのアニメにそんな突っ込みも野暮だけど、だからこそ厳密にやるべきとも思う。カブトボーグならたぶん試合前に試合終了してるよ。
来週はなんだか迷走してそうな内容。豪炎寺がリタイアしたのはこの展開に参加したくないがためなんじゃなかろうか…。
ワンナウツ第23.75話 七宝登場!雷獣兄弟 飛天満天!!
出口が銀の長髪に犬耳生やして赤いキモノ着て巨剣を振り回してた。お前は素直にボールキャッチしてればいいんだよ……(´・ω・`)
BLEACH [ノイタミナ]の続きを読む
- 2009/06/03(水) 03:04:01|
- 定期アニメ感想
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単行本1冊でAmazonの送料無料に出来てしまうとか、あんまりにもあんまりなので大概立ち読みで済ましてる。立ち読みというか、わざわざ椅子を用意してくれているので座り読み。
私は今まで、本の実体は中身の情報にあるから、吟味を超えて全内容を把握しようとする行為は、軽度のスピード違反同様、実際には法に触れるものの、止むを得ず取り締まっていないに過ぎない犯罪であって、すると椅子の設置は犯罪幇助なのではないかと思っていた。
が、どうも違うらしい。
現行法では窃盗罪の対象は電気窃盗を除いて(※)有体物に限り、情報の窃盗を処罰した判例は無いのだとか。
犯罪でないとは言え、やはり著作権者の飯の食い上げには違いなく、モラル的な問題から気は咎めるんだけど、私は典型的な日本人なので右に倣えで赤信号を皆で渡るし、典型的なカイジの鉄骨渡りをしてるモブなので「ごめんッ……」と言いながら前の人を突き落とすよ。つまり気が咎めながらも、現実問題金は湯水のようにあるわけでは無いので、出来るだけ安く済むように動く。
作者に金が入るかどうかを全ての判断基準にしたら、古本を買うことすら許されなくなるわけで、その辺は曖昧なままにせざるを得ない。
そしてそんな目に見えない金の流れよりも、楽しむ為という観点において重要なのは、作品に対して自分が思う適正な対価を支払う事によって、それだけの価値を主観的にそこに作り出す事だと思う。不思議と気の持ちようだけで全然捉え方が変わってくるもんだ。
それはいいとして、前述通り座り読みしてたんだ。椅子の幅は1メートル強と言ったところで、本来3人掛けだろうが、気の置けない仲ならいざ知らず、見知らぬ人と肩をすり合わせて座ろうなんて人はまず居ないので、実質2人掛けだ。
大体いつも椅子は満席で、その時も当然隣の椅子には2人座ってる人が居たんだけど、暫く本読んでると、そちらの方が騒がしくなり始めた。いつの間にやら店員まで寄って来て、物々しい雰囲気すら醸し出している。どうも30ぐらいの女と50ぐらいのおばさんが揉めてるらしい。
私は典型的な事勿れ主義なので、関わり合いになりたくないと思って、一瞥した後はひたすら本に集中する事にした。
無視し続けて数分は経ったか、それでもやはり気にはなってしまうもので、ふと3人の方を見遣る。
店員はこれ以上無いぐらいの満面の苦笑いを浮かべていた。そして「なら別の椅子移ればいいじゃんwww(意訳)」とか言ってた。恐らく不満を申し出た側と思われる女は渋々といった様子で、私から見ておばさんと反対側の席へと移動した。
これでやっと全てが丸く収まったかと思ったがしかし、女は雑誌を持って座ったにも拘らず、数秒で立ち上がっておばさんに歩み寄り、一言
「下品やねん!」
と罵倒してそのままどこかへ去っていった。おばさんはそれに対してピクリとも動かず、勝ち誇ったような表情で悠然と雑誌を読み続けていた。
まあそれだけなんだけど、もしかすると私は捨て台詞というものを現実世界で初めて聞いたかもしれない。
本読むための椅子の上でどんなトラブル起こせるのか、何の干渉の必要も無い相手に対してどうやってそこまで怒りを覚える事が出来るのか、私の貧困な想像力では全く及びもつかず、ちょっと気になるところ。
ちゃんと耳を傾けておくべきだったと今にして思う。勿体ない勿体ない。
(※ 電気って無体物なんだね。電子という実体を持ってるんだから有体に含めてしまえばこんな言い方しないで済むのに)
- 2009/06/03(水) 09:02:07|
- 日記
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第31話
・名実共にネ申回。
・随分近代化が進んだけどここは前回と同じ国なのか…?
・この人らゴマンタレブーシルブプレって言いたいだけだ。
・お付のおっさん絶対東京都民だ。北区とか言われても良く分からない。
・語尾「~だ王」が「~だお( ^ω^)」にしか聞こえないアマラオ国王。本名はサッカー選手が元ネタらしい。( ^ω^)おっおっおっ
・貴重な鉱物資源扱いの天然カブトボーグ。どういう原理で湧き出ているのか知りたい。
・なんかえらい一瞬で書いたけど、どんなサインだ。
・かのリュウセイさんが感心するほどの傍若無人バトルが名高い世なんて嫌だ。
・生きたまま牛の丸焼きほか最早何料理か分からない。
・王の権力があれば人をテレポーテーションさせることなどたやすい。
・ボーグダンスとかボーグvs猛牛とか。まあ自慢の天然ものだし、自律運動ぐらい出来るよな。
・挙句ボーグ風呂だよ。贅沢なのかどうかすら謎。
・シャンパン開けちゃうぞー、とか言ってメイドを侍らせる勝治。調子の乗り方が俗っぽ過ぎる。
・いつものようにいきなり死にかける勝治。危ないところだったとか冗談だろ。
・もう世界大会なんて終わってるんじゃないかと思った。この話は全部ひっくるめて一日の出来事なんだろうか。
・一度贅沢を味わっただけで崩れ去る友情。リュウセイさんは毎度ながらあっさりしてる。「未来のケンは許さないだろうね」とか言ってたの数日前なのに、ほんとにこいつらの絆は…。
・「クーデターデース!」でケンが死亡してAパート終了。もうどうしようもないアニメだ。
・クーデターは戦車ボーグ?によって混迷を極めてる。
・ロイドさん眼鏡を失くして自然覚醒。
・ケエエエエエエエエエエン!
・ケリーはアマラオ同様サッカー選手、アンジョルラスはレ・ミゼラブルの登場人物からかな。
・カブトボーグで解決のどこが建設的なのかさっぱり分からない。
・勝治はケンの死骸に一言ぐらい触れてやってもいいんじゃないか。
・将軍軍曹胡椒、進化革命集中、白金金剛王冠。
・ナンバーズバトルってなんだ…。
・ボーリングでボーグを押し潰そうとしたのを狙撃によって阻止。足元がお留守ですよしたり、地雷仕掛けておいたり、一進一退の攻防が続く。ボーグバトルなのかこれは。決して王様自身を狙撃しない辺りがボーグバトルかもしれない。
・お客様は神様なので神に。
・可変鳴響城(ゴリラ)、命令坊主兵士(禿げてないロボ)、輝ける民主主義の力(ギタリスト)
・バカンスバージョンは動きが激しい。
・「本当に神様になっちまったな」 光り輝いてるだけであっさり事実を容認するリュウセイさんの思考の柔軟性と言ったら無い。
・Love and Peace.
・二人の屍を乗り越えてまたリュウセイさんは覇道を突き進む。最早人の生死が次回予告でフォローされる事すらない。
第32話
・International Kabutoborg Assosiation(IKA)とWorld Kabutoborg Championship(WKC)の対立構造。
・やっぱり詳細に調べられてたリュウセイさんの経歴。しかし悪の組織のボスの息子、閉店に追い込んだ料理店は数知れず、町を破壊した事すらあり、という輝かしい経歴をしてクリーンと言い切るIKA幹部連中は無能と言う他無い。
・機密情報を簡単に聞き出されるリュウセイさん。会話がシュールすぎる。
・天井に潜んだり、逢引に遭遇したり、Xの時と同様、調査方法間違ってる。
・ケンは何故ズラに拘っているんだろう…。何か深遠な理由がある気がしてならない。
・エビフライの尻尾は食べる人がいる事に驚いたなー。魚の骨食べるのと一緒じゃないかと。良く揚がってれば食べれない事も無いけど、口の中に突き刺さるものは基本苦手だ。
・パセリは使い回されてるので食べない方がいいとか。つい食べてしまうけど。
・どうでもいいな。
・ジニアス・チャンピオン・ジュニアがリニューアルモデルってことはジニアス・チャンピオンってマシンもあったのかな。2単語は邪道か。
・サンダーストームクラッシャー。「出たリュウセイ君の大技!」とか言ってるけど初めて見たぞ…。風起こすならレッドクロス・ローリング・メテオトルネードでいいじゃん。
・「十で神童、十五でチャンプ、二十過ぎれば只の人」って酷い言い様。
・流石元チャンプ、精神攻撃を受け流してその上反撃する。素晴らしいテクニシャンだ。
・負けたくない=負けるのが怖いなんて言ったら「負けられない理由があるからだー!」と言うのも憚られるじゃん。
・ロンドンブリッジ・フォーリンダウン・バースト。画面に映ってるのはロンドンブリッジではなくタワーブリッジらしい。なんてこった。
・Vモデル時にRGMBを放つと自動的にスーパーが付くって事か。
・リュウセイさん準々決勝でまさかの敗北!なんという予想外の展開。
・敗北者になった途端に酷い扱い。IKAのおっさんとかさっきまでリュウセイさんに頼り切りだったくせにチョコレートって舐めてる。
・え?
・泣いてばっかリな気がするリュウセイさん。でも珍しく割とガチシーン。
・これまでのヒロインやらライバルやら再登場。集団の中に混じってるとサヤカちゃんのソフトフォーカスが不自然極まりない。
・来年もある!
・「天野川リュウセイ選手の次回の活躍にご期待ください!」 完璧な打ち切りエンド。
・14話の「完」と違って今度は「つづく」。こっちの方がよっぽど最終回らしいのに。
第33話
・本当に前回の回想するのは珍しい。
・そーっとしてるんじゃなくてこれただのいじめだ。まあ友達じゃないから…。
・勝治「(・A・)イクナイ!」
・「『 』くらい言ってくれてもいいんじゃないの?」でドン引きする勝治ケン。何を言ったんだ。
・いきなりナンパしたところ、リアルな反応で逃げられるリュウセイさん。これは親父じゃないのかな。
・リュウセイさん何回目の号泣か。完全に情緒不安定。
・ボーグ賭博に手を出した園長先生、怖い人は怖いらしく夜逃げ。この問題最後まで解決しないからね。子供に見せるアニメじゃない。
・アイスクリームを食べたがる子供はいまどき珍しいのか…?
・「お前なんか分かっちゃったの?」
・何のエピソードも無しに前のに戻ってるマシン。信じる心とか言ってたのに愛着もクソも無いな。
・リュウセイさんはどうやってこれだけの数のソフトクリームを仕入れたのか。
・何で敬語なんだ。
・無論こいつらがリュウセイさんの心配などするはずもなく、カツ丼食ってる。
・「ワカリマシタア↓」の言い方がいやらしい。
・キャプテンリュウセイ。フットボーグじゃない普通のサッカーもちゃんとあるんだ。
・あしたのリュウセイ。ほんとにあしたのジョー好きだな。燃え尽きるんじゃなく、自らの黒いオーラに押し潰される辺りがリュウセイさんらしい。
・何故その辺の河原に宇宙戦士が…。仮想敵はいつもロイドさんな辺りに日ごろのロイドさんへの恨みつらみが滲み出ているか。
・歌手は後に実現してしまうからなー。「俺の目を見ろドス黒い」という歌詞が怖い。
・横領といえばロイドさん。
・「石投げちゃいます」で本当に投げ始める皆さん。殺す気か。キチガイだ。
・なんとヒロインは親父の変装だったのだ!きつかったで済ましてる場合か。
・何の意味も無いカツ丼批判。浦沢過ぎる。
・食べ物の好き嫌いダメ絶対って言ってたの誰だよ。そしてせめて三角コーナーとかに捨てようよ。
・だからパンツ引っ張るなーのだからはどこからやってきたのか分からない。
34話 すっごい眠くてあんまりちゃんと見てない
・「んもうばか…」 ケンはすっかりいじられキャラだ。
・東洋太平洋チャンプを倒せる実力を持ったリュウセイさん。なんでそんなチート設定がさりげなく。
・通訳は15話でやったから新しいパターンじゃないじゃない。
・子育て中のペンギンのようだって例えの意味が分からない。
・回想で精神攻撃ってOSRバトルのようだ。
・1日3000回の素振りに加えてメンテまで…。完全に知能が人間の域。
・リュウセイさんの涙腺は脆すぎる。
・「それはそれ、これはこれだー!」 精神攻撃を全否定している気がする。
・馬鹿にし過ぎ応援。伯爵を見習って完璧な変装をしろ。
・実際リュウセイ母ってどんな人だろうね。夫が悪の組織のボスやってるのに気付いてないとか…。親父が隠せてると思い込んでるだけかも知らんが。
・昨日の敵は今日の強敵(一発変換)。
・背骨を砕かれたリュウセイさんの冥福を祈ります。
・人外がボーガーになったけど流れ事態は普通かな。
第35話
・全世界に店舗をチェーン展開させる経営手腕を持った中華三兄弟をバイトに置くのが勿体ない。
・一日でこの改築は…。恐ろしい建築技術。
・チャーハン大盛り半ライスがえらく庶民臭い。
・「ね☆」 ケンの話の誤魔化しっぷりと言い、リンリンが黒い。
・さらっと首にされた中華三兄弟が不憫。
・リュウセイさんが店を潰していい法も無いと思う。
・月餅の無意味に学歴アピール。テキサス州アマリロだけの文化を学ぶ科って狭いな。日本文化学東京都北区科とかそういうことじゃん。
・「常識知らずのボーグ馬鹿!」 全員に大ダメージの名言。この世界でボーグ知らないとか逆に常識知らずな気もするが。
・飯がまずくて爆発するの原理が全く分からない。
・ハリセンはどっから持ってきた。
・リュウセイさんを完膚なきまでに叩きのめせるのはリンリンしかいない。ある意味最強。
・テキサスクローバーホールドにおける右手の梃子作用。これは文化なのか。プロレス好きだな。
・「ボーガーなんて皆常識知らずよ!」 全世界に被害拡大。いてててて!
・クロードチアリはギタリスト?
・やっぱり勝手に賭けられてるケン。止めるケンに対するリュウセイさんの態度は、お前は素直に賭けられてればいいんだと言わんばかり。
・勝治がすごく冴えてるように見える。市長に対して命を賭けた時も疑って欲しかった。
・隠し引き出しはどう見ても単なる引き出しだ。
・「好きなことをやれー!」 勢いで格好付けるからこんな結果に…。
・まさかのケンの母オチ。
・ボーガー否定はインパクト大だけど、流れ自体は普通かな。もう感覚が麻痺している。
- 2009/06/06(土) 02:13:02|
- カブトボーグ
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最近読んだやつをつらつら。
死亡推定時刻は冤罪を扱った推理小説。
作者が法曹関係者という事で、創作でありながらそれを殆ど感じさせず、ドキュメンタリーのような圧倒的リアリティで司法の闇に迫る。警察の捜査や裁判の様子や果ては書類上の手続きまで、娯楽小説としては一見冗長とも思える非常に綿密な描写は、確実にその一助を成していた。
強いて言えば、「このことが後にあんな事態を巻き起こそうとは」の未来予知を使い過ぎとか、文章的な不満はちらほらあったが、そんなものが大して気にならないぐらいに引き込まれた。
こういった何の罪の無い人間が不条理に苦境に立たされる話は、何時自分の身に降りかかってもおかしくないということもあるのか、どうも涙腺に来る。読みながら何度ボロボロ泣いたか分からない。
特に母親が息子の為に良かれと思って起こした行動が完全に裏目に出て、その上挽回の余地が永遠に失われる辺りはこの上なく遣る瀬無い。
その上、ここで描かれる警察の仕事というものは杜撰極まりなく、吐き気を催さずには居られない。初めは罪を犯した人間を処罰する目的の為に組織された機構であったはずだが、効率化を進める内、それは次第に一犯罪に対して犯人を思しき人物を宛がう、という作業を行うだけで良しとするシステムを作り上げてしまっている。例えるなら、100回書いて覚えろと言って出された宿題をプリンタで印刷して提出するような本末転倒さを含んでいる。
別に警察は悪に徹して人を陥れようとそういった事を行っている訳では無いのだから逆に恐ろしい。
こうして全体の半分以上のページを使って被告人フルボッコにした挙句だっただけに、颯爽と現れた川井弁護士の存在は本当にヒーローに思えた。
容疑をかけられた若者が、正義感の強い弁護士と共に無罪を争うも、認められずに控訴する、という流れは、同じく冤罪をテーマとする映画「それでもボクはやってない」同様。別にどちらかがもう一方を下敷きにしたとかいう事ではなく、冤罪について描くと自然こういう構成に落ち着くんだろう。映画での「しかるべく」ほかの謎の言葉や警察のテクニックなどを解説してたりして、補完的に見ても面白い。
共にラストの客観的にはどう考えても正義と思われる努力が甲斐なく切り捨てられる様に覚える無力感は凄まじく、殆ど無いに等しいが0ではない希望も絶妙なところ。
「禍福は糾える縄の如し」って言葉は重いね。
- 2009/06/06(土) 20:32:41|
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少年犯罪に関する社会派ミステリ。
少年法における過剰な加害者救済に対して、肉親を殺された側の慟哭を痛烈に描いている。理不尽に不幸を被っているのは明らかに遺族側でありながら、何故か世論に攻撃されるというおかしな現実に対する問題提起として秀逸。
更にそこにミステリ的ギミックを絡め合わせることで、エンターテイメント性も含められており、読ませる力も強い。
ただラストの展開に関しては、帯でやたらと衝撃のラストだよーということが強調されていた為に、完全に身構えて読んでしまった上、そのどんでん返し事態も物語を根底から覆すようなものでなく、いかにもお手本的な範囲に留まっていたのもあり、素直に楽しめなかった部分もある。
これネタバレの一種だよね。興味惹かないと売れないから仕方ないとは言え。
テーマの「贖罪」という言葉を聞くと、判決に引用された事で有名な歌謡曲・さだまさしの「償い」を思い出し、決して容易には成せない行為の重みに押し潰されそうになる。
なんか免許の更新の時にこの話されるけど、話聞くだけで涙腺緩むから勘弁して欲しい。
なんでこんなのばっかり読んでるかって言うと、父親の趣味だからだよ。これと下の死亡推定時刻の2冊を一緒に薦めるってのはいいセンスだと思った。
天使:被害者(検事)側から加害者(弁護)側を敵視
死亡:加害者(弁護)側から被害者(検事)側を敵視
でちょうど対比されていて、どちらか一方が絶対悪であるとか、そんな単純明快で偏った思考に陥らないようになっている。単独でもこの辺は割と考えて描かれてるんだけど、2冊合わせればよりよく分かる。
ほんとにそこまで考えて薦められたのかどうかはしらない。
- 2009/06/07(日) 19:50:56|
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