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忍☆忍劇場版第3弾雑感

知ってるかもしれないけどこの映画大好きなんだよね。もう何回リピートしてみたか分からない。
しかもテーマが忍☆忍のテーマと合致してるからそのまま素直にアフレコすればいいお話になるんじゃないかなーと思って期待を寄せていた。



・削除避け
何もかもが偽りにまみれている!
このゲーム難しいんだよねー。相性把握したぐらいじゃどうにもなんないぐらいに。ましてや相性を把握していない(という体)ではgdgdになるのは必至……。


・主人公全般
ななこの危機だというのに眠気を優先し始めたときにはどうしようかと思ったけど、ちゃんと気持ち悪いぐらいにななこの事想ってて安心した。ことななこに関して起こせる奇跡にはすさまじいものがあるよね。ななこの事を想うだけで居場所が分かるのなら24時間ななこの私生活を監視するぐらいのことだって訳ない……変態じゃねーか!

しかしこのように万能に思える奇跡にも今回のような大騒動の引き金になることもあるわけで、これがあらゆる事象が生起する可能性のある奇跡の功罪といったところか。
マスター上位奇跡とか言ってるくせに未だに全くマスターできてないな……。
ロボット相手に撃ったブラックファイヤーもめっちゃ外してたしあんまり強そうじゃない。劇場版ブラックファイヤーはないのかな?

ともかくまあ今回は周囲がななこの為に死ね死ねいうのにも負けず、だからこそ助けなくてはならないと強い意志を見せてくれたし、実際ちゃんとななこ助けてあげられたし頑張ったと思うよ。
ラストのいちゃついていいシーンでもなんか謙虚だった。


・ななこ全般
記憶力薄弱設定のおかげでもうどんな過去回想が来ても平気! 便利だこれ。
というか本来そんな感じのお話だったからもっとこの設定を多用する羽目になるかと思ってたら、案外そのまま乗り切ってたな。
なんでも男を捨てすぎてもったいないお化けに取り憑かれ気味だったらしいけど、物を捨てるにはまず所有しないといけないと思うんだ。男を度々捨ててきたということは今まで下僕を従えては捨てという行為を繰り返していたということか……。

なんか植物相手ですら雄蕊と雌蕊を気にしてたけど、ななこの男を否定する根拠は功利的なものでも感情的なものでもなく概念的なものなんだよね。そんな考え方捨ててしまえば楽になれるのに……と思ったらもったいないお化けがやってきて捨てられなかった。

今回はもうちょっと主人公評価してご褒美あげても良かったかも。直接的にデレるのはよくないから、うまくツンを装ったデレがベストだと思うけれども、それ以前に主人公に対してかける言葉自体が少なかった気がする。
積極的解釈すると、普通に主人公が結果出してたから罵りようもなくてどう接していいか分からない感じだよねたぶん。それはそれで心境の変化としておいしい。


・丘で再会したあたりの二人
ななこはなんであんな不機嫌だったんだろう。最初にもったいないお化けに襲われて攫われた時にすぐ助けてくれなかったからかな!
でもそれってすぐ出ていくななこが悪いよね。ずっといっしょにいればいいのに。

それから下僕言いながら苦しむことを、もったいないお化けに主人公が悪いと解釈させるところが上手いと思った。この苦しさは主人公のことを想うと胸が苦しくなる的な苦しさであって、というのは私の妄想だけど、ともかくそんな単純に主人公が嫌だから苦しんでるわけではないのは確か。


・運命の赤い糸(ゲゲゲの鬼太郎に出てくる布みたいな奴)
運命繋がった! 運命さんにはどうしたって抗えないからもう結ばれるしかないな! と一人はしゃいでたのに意外と主人公が冷静で恥ずかしいじゃないか……。もっと喜べよ! 元々の運命絶ち切っておいてくれてありがとうインテリ野郎!
いやインテリ野郎に切れたということはななこが切ることも出来るような世界観だということか。でもそこは切れるけど切れないふりして文句いいながらもそのまま運命さんのせいにして結ばれちゃえばいいよ。


・狂気ななこ
予告から度々登場してた感のある白髪ななこは恋愛狂気に侵されななこということに。自分大好きってとんでもないナルシストだな!
ななこは同性愛者な上に自分可愛い発言がけっこうあるし、恋愛感情が自分に向くのはそんなに不思議なことでもないのかも。
現実世界でこんな人は存在するんだろうか。

それにしてもななこを救う場面はどう見ても奇跡としか言いようのない場面だったな。奇跡以外に救うすべがない。
よく見たら何かぶっ刺してるのは……直前の回想の内容から考えるとあまりにもななこを救いた過ぎてぶっ刺したことになるな。どっちが狂気だ。


・もったいな
どう見ても敵キャラ的な雰囲気で登場したのに、いつのまにやらななこと笑顔で和気藹々としててやりにくそうな感じだった。
最終的な目的は概ね合ってるし自然。ななこが狂気化したときにどっか行っちゃって展開的に蚊帳の外に追いやられちゃったけどね……。

この子らが最後に伝えたかった教訓、物は大事にしよう! はななこに対しては男捨てちゃダメって意味に取れるよね。つまり下僕を大事にしろっていう……仮称さんすぐ曲解するよね!


・いお化け
影薄い。


・ルキアちゃん
出るとしたらもったいなぐらいしか当てはめられるのいないだろうし、手紙にルキアって書いてあったのが映るタイミング的にもありえなくないと思ってたけど、結局そんなことはなかった。
あれはルキアちゃんから来た手紙なんだからルキアちゃんが書いた絵じゃないのか。でもななこが書いた手紙にも名前書いてあったよねうん……。

なんか勝手に存在が大きくなっていってる感。いざ登場したときに暖かく迎えられてもルキアちゃんは困惑するんじゃないかな。初対面なのに。


・ネクロフィリアの男
猿の術と蛇の術、何故差がついたのか。慢心、環境の違い……。
かえんぐるまの術は何をやっているのか謎だ。というかそんな技存在しないし、ただの蛇の術の発動モーションだし……。

ちょっとななこに対する感情が昂り過ぎてよく分からない方向に行こうとしているよね。それは恋愛感情というかななこを教祖として崇める宗派ななこ教に対する信仰心だ。

ネクロフィリアの男は今は元ネクロフィリアの男で、もっと昔にはネクロフィリアになる予定の男だったから現ネクロフィリアの男は元ネクロフィリアになる予定の男だったわけで、厳密には元・元ネクロフィリアの男になる予定の男なんだ。

お前ななこと付き合い長いんだろって場面は何故かシンクロしてるな。


・帽子の助
登場した意味が分からない。イメトレでななこの居場所分かったんだから主人公宅→忍者学校って移動すればよかったんじゃ。
脳みそとか出した意味も特になかったし。


・白髪の男
まさかの登場。すっげーどっかで見たことある気がするけど気のせい。
珍しく真面目キャラで説明役乙だった。いや最近真面目キャラ増えてるからそんなに珍しくないかも知んない。


・変な顔の男
最初に出てきただけでなんにもいいところなかったな……。ただ発狂して捕まって特に物語に絡むことなく。
というか大した理由もなく発狂しても全然違和感ないのが流石だ。
不思議な花とはなんだったのか。


・白玉ぜんざい
主人公がいなければこの世に幽霊は存在しないのではないかと思った。
死者数がシャレになってないんだけど、ほんとに白玉まみれになった人はみんな死んだんだろうか。だとすたら流石に主人公もそれなりに責任取らないといけないような……。
運ばれてきた時点でまだ息がありそうな人いたし、片目に傷をつけた男は復活したし、弔った気がしたけど実は生きてたみたいてへっだったらいいけど。

なんだか意味のないシンクロをしている。これをシンクロと呼んでいいのかは謎。



総じて、突出したものはないけど順当に楽しめるものだった。主人公がななこのために頑張ってるだけでおいしくいただける。きっとこの頑張りは今後の展開に影響を与えてくれるさ。

ということで今のところは映画版全部終了。
次はリアルタイム換算で2年後! というかそれすなわち現行アニメとの差だ……。
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  1. 2010/10/13(水) 23:55:00|
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