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ムダヅモ無き改革(1)読んだ

バカだ。とんでもなくバカだ。清々しいほどにバカだ。

まず第1話からして尋常ではない。
小泉純一郎がジョージ・W・ブッシュに点F-15(千点につき制空戦闘機1機)という民間人の及びもつかないレートで勝負を挑み、配牌一向聴・聴牌などは”国家頂点レベルの豪運だから当然”という現実的には有り得ない理由で処理され、最終的に窮地に追い込まれたジュンイチローは中張牌を切り飛ばして一瞬で幺九牌を無理矢理掻き集めて国士無双十三面待ち(ライジングサン)のW役満で逆転勝利するという、無茶苦茶な展開。

しかしその出落ちとしか思えないような第1話さえ、後の展開の前振りでしかないかのように、僅か数話にして加速度的にインフレが進行し、その狂涛逆巻くような勢いは全く衰える事が無い。

以降、金正日が仕向けた暗殺者を麻生太郎が逆スナイプしたり、点テポドンにより発射されたミサイルをジュンイチローが神風特攻で阻止して記憶喪失に陥ったりするという、最早麻雀だか何だか分からない作者の命が心配になるようなネタを経て、1巻最終話。

青天井かつ、イカサマ防止の為、”豪盲牌”(牌の表面を思い切り擦って無理矢理白にする)を用いると爆発する劣化ウラン牌使用ルールで勝負を挑むウラジーミル・プーチン。ジュンイチロー得意の国士無双は青天井では高得点が望めないので不利に思われたが、爆発に根性で耐える作戦によって豪盲牌を敢行し、天地創世(ビギニングオブザコスモス)=字一色・三暗刻・四槓子・嶺上・ドラ72=140符102翻=90,865,195,024,359,483,499,283,685,761,351,700点を叩き出しジュンイチローは勝利する。

なんだかもう突っ込むのも野暮に思えてくるが、とりあえず、さっきまで監視カメラ付けてイカサマの監視とかしてたのに、わざわざ爆発という証拠を見せ付けている上に白が13枚増えているという、あからさまなイカサマが何故咎められないんだ。爆発に耐えればイカサマじゃないのか。
そして確かこの点数は近代麻雀のランキング企画で過去最高あがり点に輝いていたと思う。どないして破れっちゅーねん。

ここまでいくとギャグという次元を超越して、荒唐無稽さの中に含まれるある種の熱さに惹かれてくる。
素晴らしい。


作者の大和田秀樹って、関節技(サブミッション)で戦う魔法少女もの描いてた人か。なんか納得した。
  1. 2009/03/13(金) 23:47:19|
  2. その他漫画
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