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劇場版BLEACH The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸

普段BLEACH放送してるのキッズステーションなのにアニマックスでやってた。
これで映画コンプ

これはひっどい。

第1作と第3作は”BLEACHである”という事を抜きにしても、ギリギリ映画として成立してるぐらいのクオリティはあったが、これはもうどうしようもない。かなり訓練された日番谷ファンでないと楽しめないと思う。
でも3作の中でこれが一番興行的に成功してるらしい。日番谷ファン層厚いな。

唯一評価できるのは劇場版ならではの作画クオリティで各死神の活躍が見れるという点。キャラ重要度に見合った役割が満遍なく宛がわれてる。原作では卍解習得直後の一護に徒手空拳でのされた以外の出番が無い可哀想な一番隊副隊長の雀部長次郎にすら台詞があったし。
というか本来なら全死神に活躍の機会を与えなければならないってのは枷であるはずなんだけれど、むしろこの制約によって画面を盛り上げる事が出来て、なんとか助けられてるという感じがする。これがないとストーリーが薄っぺら過ぎて、90分持たせる事すら出来そうにない。

問題としては、やはりオリジナルキャラ草冠のキャラが立ってない上に、主軸となるストーリーに何のひねりも無い点が辛い。草冠はなんか日番谷のライバルで、なんか毎度お馴染み四十六室の糞体勢に殺されて、なんか奇跡的に蘇って、なんか毎度お馴染みソウル・ソサエティに復讐を企てて、なんか時間と空間を操るという2秒で考えたぐらいの厨設定の王印を求めて、なんか変身して、なんか倒される。そんな感じ。
オリキャラ周りの設定のいい加減さには劇場版バウント編という印象を受ける。

細かい悪い点

・皆なんぞ恨みでもあるのかというぐらい中央四十六室は糞組織にされがちだよね。いやこの頃から既に鏡花水月状態だから仕方ないのか。
・同様に殺したがりで否定しがたりな山本総隊長。
・一心格好良いけれど、あんまり過去に頑張ってると一護15歳の6月17日の意味が薄れるよ。
・二撃決殺が何故か超速再生で防がれる。再生を無力化するための即死能力のはずなのでは。
・龍紋鬼灯丸を日番谷と乱菊の前で見せる一角。ある意味隠す気無さすぎて面白いけど。
・一護の虚化もあんまり他の人に見せてはいけないような。少なくともルキアには。

細かい良い点

・ルキアの斬魄刀解放が美しい。
・ルキアの冬服がかわいい。
・ルキアが現世組解散後ナチュラルに黒崎家押入れに篭る。
・ルキアの就寝時の服装がネグリジェに見えて仕方ない(多分ほんとは外出用)。
・ルキアがどう見ても一護に押し倒されてる黒崎家がぶっ壊された瞬間。
・ルキアが出てる。
・ルキアの存在そのもの。
・ルキアを運んだ狒狒王蛇尾丸のお約束的扱い。もう恋次は足場専門の死神で良いと思う。



まあBLEACHの映画としては正しいのかなー。あんまりオサレじゃない気がするけどなー。むしろこういうのこそがオサレなんだっけ。
どんどん良く分からなくなってきた!もうどうでも良いよ!楽しい!
  1. 2009/04/20(月) 10:00:24|
  2. アニメBLEACH
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