友人にカルドセプト(2EX)を布教したらハマってくれたり、実は元からカルド好きだったことが判明したりで、最近徹マンならぬ徹カルドをやる機会が多い。
このゲームはめちゃくちゃ面白い。
こういった対人戦の駆け引きの妙があるゲーム―例えばポケモンとかロードオブモンスターズとかカードヒーローとか―はどんなにやりこんでも終わりが無いほどに奥が深いから大好きなんだ。
今はみんな自分のデータがないので私の組んだ多分標準的各属性ブックで勝負しているが、自分でブック構成を練りに練るという行為それ自体が対戦と同じぐらい楽しいので是非ともDS買ってそこまで味わって欲しいと思っている。しかしまだDSを買うまでに至った人が少ない。wifiで離れてても対戦できるんだからみんな一緒にやろうぜー…。
印象的な昨日の出来事。
私は風ブック。賽の結果、分岐で火ブックセプターの風属性LV3土地オールドウィロウ(育成途中・通行止め効果発揮させない狙い)に止まれる状況に。この場面で重要なカードは
私:
ワイバーン(風クリーチャー:ST40+支援10=ST50)
スティングボトル(道具アイテム:相手の道具アイテム破壊)
ブーメラン(武器アイテム:ST+20)
相手:
オールドウィロウ(火クリーチャー:HP40+地形効果無し)
カウンターアムル(道具アイテム:攻撃無効化&反射)
ベストメント(鎧アイテム:HP+30・アイテム破壊無効)
つまり
スティングボトルvsカウンターアムル=アイテム無し勝負で侵略側勝利
スティングボトルvsベストメント=アイテム破壊できずHP+により防衛成功
ブーメランvsカウンターアムル=攻撃反射により侵略側死亡・防衛成功
ブーメランvsベストメント=ちょうどST=HPで侵略側勝利
という完全に純粋な二択。こういう場面にまだあまり出くわしたことが無かった。
私は目標金額の半分ぐらいで、他に目標金額に近いセプターがいるので、勝てば高LVの自属性土地を奪取で逆転の芽、負ければそれなりの通行料支払いでかなり絶望的な状態となる。
私は散々悩んだ末勝負を仕掛けた。
結果はスティングボトルvsカウンターアムルで見事奪取成功。
こういったバトルにおけるお互いの心理の裏の読み合いは熱くて熱くて仕方ない。
それから最近ようやく天然ランドトランスの重要性を理解し始めた。
魔力マイナス時にコンピューターは低額土地から順に売りに出すこともあって、どうしても初心者は高額土地を残したがる傾向にあるが、これは典型的罠思考だ。
原形のモノポリーやいたストではこの限りではないが、このゲームでは連鎖が発生している状態で増資すると土地の価値が支払い魔力に対して数倍に膨れ上がる上に、売却による取得現金は土地価値を下回らない。そのため売却によってその差額の現金収入を得て、それを元にまた土地のレベルを上げることを繰り返すのが、特別なカードの使用を必要としない上にやたら強い。
通行料に期待して誰かが踏むのを待つという戦略は、低額通行料によりわざと魔力マイナスに持ち込んで現金収入を得てどんどん土地を転がして行く戦略に、スピードで敵うべくもない。
最低限このことを全員が理解すれば、カルドは単に高額土地に嵌るか嵌らないかという運ゲーを脱却して、高度な知略戦と相成り、面白いゲームになり始めるのだと思う。
とにかくDS発売が楽しみだ。
発売したら猿のようにやりまくるぞー。
こんなのあったから貼っておこうぺたっと。
- 2008/10/05(日) 18:48:50|
- カルドセプト
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