一区切りついたし最近の展開についてまとめてちょいちょい。
いやーほんとようやく終わったんだなこのシリーズ……。何年やってたんだ。
先週までのぶぶん・決着
結局浦原最強だったけど、一護の力あってのことだよということで決着。
バトルとしてみるとどうしても、まあ後出しなら何でもできるよなーと思ってしまう。
純粋にバトル漫画として面白くするには、まず出来ることを全部先に示しておいて、それでもなお絶望的な状況をどう打破していくかとか、そういう描き方が必要だと思うんだ。分かりやすい例としてはハンターのGI編のカード効果詳細提示。
・藍染とはなんだったのか
一護さん、倒してしまってもう反論できない相手に対して「あいつは実は悪い奴じゃなかったんだ」とか言うのやめてあげて! ほんとにかわいそうになってくるから。
アニオリのバウント編の狩谷に対しても同じようなこと言ってたよね……。ネウロもそういうの良くないって言ってたよ。
藍染様は常に悪いことしか考えてないすっげー大悪党だったんだよ! マジで!
・一護の力喪失
メタ的に考えてその展開は雨竜が一度やって力取り戻してるわけで、同じネタを繰り返されてもやっぱりどうせもどるんでしょ感しかない。
というかメタ的に考えなくても一心は間違いなく過去無月撃って力を失っているはずで、戻す方法が確かに存在している。娘たちのピンチにも駆けつけられなかったことからして、戻すのに相当長い年月がかかるであろうものとはいえ。
ほんとに元に戻らなくてこのまま普通の学園ものになったらそれはそれで面白いんだけれども。元々これが一護の正しい姿だったんだし。
しかし……。
今週のはなし・四十六室
藍染永遠の命あるなら2万年とか実際屁でもないだろうなー。元々死神長生きだし。特に反省することなく2万年後にのうのうと刑期を終えて娑婆に出てくるよ。
死なないなら永遠に閉じ込めておくべきなんじゃ。予算の問題があるのかな。
いややっぱり2万年待つまでもなく時代が変われば人権派が台頭して釈放の流れとか生まれそうだ。
というかこのおじいちゃんたちひどい。今まで感情論で裁判やってたのか……。
そりゃアニメオリジナルとかでソウルソサエティに復讐しようとする敵キャラが次々現れるのもうなずける。
・お別れ
霊力を失うということはつまりそういう事だ。やっぱりSS編と同じ展開になるんだね。
ものすごく切ないけれど、素晴らしい。ごちゃごちゃさせずに描くべきことだけをあっさりと描いて、その上で絵の力によって重要なことを表現している。二人がどんな気持ちでそこに立っているのかいくらでも想像が膨らむ。
このセンスはBLEACHの長所だと思う。
別れは悲しいけれど、SSのラストでもそうで、一応ルキアさんに霊力が戻れば二人が一緒にいる必要は特にない(建前上)んだから、この流れは必然的なものだろうし。そこに何かしら理由をつけて別れさせない事も可能だろうけど、そうしないところが素敵だと個人的には思う。
一緒に暮らせよ!って気持ちはあるけどね……。
思うに二人の関係は物理的な繋がりをそれほど必要としていないんだ。
ルキアさんのキャラソンの「信じているから瞳を逸らせた」って表現はこれを的確に表してると思う。
でもやっぱり仲間(もしくは言葉では言い表せない何か)だから、何かあったときにはちゃんとそばにいてくれる。ウェコムンド行った時みたいに。
・今後
霊力を失った一護は普通の人間として暮らしていけばいいし、ルキアさんもそれを望んでいる(それが本音かどうかはまた別の話)んだろうけれども、やっぱりBLEACHは一護とルキアのおはなしだと……師匠がそう考えてると私は信じてる。
一護は必ず霊力を取り戻すことになって、その暁にはルキアさんとの再会が待っているはず。会えない時間が長くなればその分再会の感動もひとしお……!
そのときは別れたことを受けて、どういう形で・気持ちで関わることになるのかがポイントだなー。
とりあえず休載のあとの何週かは日常編が繰り広げられるはずだ!
非常に貴重なBLEACHが純粋に面白いところだから楽しみ。
- 2010/10/09(土) 21:49:24|
- BLEACH
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