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まど感

ようやく冬アニメ終わった。まだ始まってない春アニメもあるからセーフ。


魔法少女まどか☆マギカ
ニコ動見返しつつ細かい部分ちょいちょい。テレビ版になかった追加シーンあるね。


第11話 最後に残った道しるべ

・まどか
まどかの強さに関しては願いが関係しているのではないかとか思ったらそうでもなく、ほむらが原因だったらしい。
人類有史以来の総因果の量を軽く上回るって、いったい何回繰り返したんだろうね。ワルプルが歴史的に億単位の死者を出していて、まどかがそれを食い止めることで1ループでその人数分の因果を背負うとすると、まあ100回ぐらい繰り返してれば即地球滅亡クラスの魔女になるのはわかるし、恐らくエントロピー問題は永遠に解決しない(エントロピー増大を上回るペースで恒久的にエネルギーを搾取し続けて減少に充てるしかない)から一時的ノルマとしてはそれぐらいで充分だと思う。しかし宇宙のルールをねじ曲げるレベルっていうのは、少なくとも宇宙に存在するエネルギー総量上回らないといけないと思うんだけど、宇宙の広さ考えると何億何兆回程度のオーダーのループでは足りると思えず、所詮人間であるほむらは魂の摩耗のようなものに耐えられないはず。

・さやか
あまりにも二次創作のネタ要員されすぎてつい葬式に笑ってしまったわ。ごめんさやか……。

・ほむら
ほむらのループに関してはどうも、まどかを救いたいという自己満足のために他の仲間とか捨てたループのまどかとか色々なものを犠牲にしているように思えて、若干釈然としないところがあった。だからほむら自身それが本当に正しいことなのか既に分からなくなっていて、それでもまどかを守ることだけが唯一自分が救われる道だと認識していたのは良かった。あとこの場面は感極まった演技が流石。 

・ワルプルギスの夜
ほむらの用意した兵器の火力インフレが考えうる限りで最大まで高まってたからこの戦闘シーンは凄まじくかっこよく、それに呼応してどうしようもない絶望感もひとしおだった。でかすぎ。硬すぎ。(他の街に逃げる、他の街の魔法少女に頼る等を何故しないのかに関して多少補完は必要)
結局その正体は魔女図鑑で公式に謎設定されてしまった。集合体説が多少有力になったとは言えるけど。いやーよかった「私の解釈ではあれは魔女ではないのよね。この街を覆う夜、ワルプスギスの夜と呼ぶのはどうかしら?」って言うマミさんとそれに倣うほむらはいなかったんだ……。

・インキュベーター
ほむらの繰り返し封じ魔女化の準備進めつつ、まどかの説得にも走りつつ。
今まで狭い世界の話な印象あったけど一気にスケールアップ。これで今の人類の生活があるのはインキュベーターのおかげなのにという負い目も生まれて、インキュベーター抹殺系の願いは封じられたムード。
予告の「あの子たち」って表現はまどかの周りの魔法少女を指すんじゃなく、脳内に送られた映像で見せられた魔法少女達を指してるから、ちょっと遠い感じだったんだなー。納得。
インキュベーターが感情を持つケースに対する言及もあったことから、連続放送じゃなかったら感情持たせるオチ予想の有力性がちょっと高まってたんじゃないかな。

・先生
ギャグに終始するキャラかと思ったら、思わぬところで見せ場もらえた。ちゃんとした大人だったんだな。
しかし「信じてあげるしかない」というアドバイスが後にあんな結末を予防とは。

・まどかママ
まどかが対等な立場の仲間とかであれば信じることも美徳になろうが……まどかが子供としては合格だったのに対し、まどか行かせちゃったママは親として失格だよね。この世界には魔法が実在したから結果論的には世界を救う選択にはなったけど、それを知らないという前提ではただの人殺しだ。
でもこの決断を不可抗力的事故をきっかけでなく、自らの意志によるものとしてあえて描いたことにはある種の決意を感じる。



第12話 わたしの、最高の友達

・まどか
「叶えてよ!インキュベーター!」が格好いいなあ。仲良くなって渾名で呼ぶようになるのと同様、険悪になって本名呼ばわりするようになるっていう、この呼称による関係性の変化の表現が好きなんだよね。私が今まで打つの面倒でも頑なにQBでも淫Qβでもキュゥべえでもなくインキュベーター呼ばわりしてたのにはそういう意味合いがある。
ということでついに願う。「魔女消して」って願いは正直「願いを代償に魔女を戦う使命を帯びる」って説明受けた時点で思いつけよっていうか、インキュベーターも考える必要すらなかったんだろうけど驚くポイントなのかっていうか。ほむらの願いが前提にあるから歴史上この願いを実現出来る魔法少女が居なかったのは納得なんだけれども、まあ。
このまどかの願いの白眉は、眼に見える範囲の世界の平和だけじゃなく、歴史をも改変して過去の魔法少女まで救う所ね。平行世界の垣根も超えてダメだったループの人たちも救われるってことでいいのかな。
ところでなんで魔女を「消し去って」じゃなく「消し去りたい」なんだろう。さやかの願いで言えば天才的外科手術医になりたいみたいな遠回りな願いじゃない。本質的にインキュベーターには何もする力がないということのあらわれなのか。

・さやか
上條仁美確定しちゃった。
でもこれは仕方ないよな。それがさやかの当初の願いなんだから、上条さんはさやかに恋愛感情抱いてなかったならもうこれ以上どうすることも出来ない。
マミさんの願いに関する指摘がこの未来を見越していたかのようであまりにも的確すぎる。

・マミ
出たー! マミさんの円環の理に導かれて発言だー! 10年後に枕に顔を埋めてジタバタするハメになるのが怖くないのかー!?
やっぱりマミさんはマミさんだっった。期待に沿う働きをする。

・杏子
さやかと友達になれた杏子かわいいよ杏子(´;ω;`)

・ほむら
あとに残ったのは最高の友達という称号と、まどかリボンと、まどか弓、ぐらい。こんな結末で彼女の変態的愛情は収まりがつくのか。しかし魔女化しなかったのに巻き戻らなかったということは、まどかがみんなを救ったことによりまどか自身も救われたと認識してしまったということなんだろうな。
Cパートは難しくてよくわかんないです。穢れが限界まで溜まってまどかに会いに行こうとしている所っていうのが割としっくり来るけど、すると何故あのタイミングで頑張れって声がかかったのかとか。想像に任せるところだろうけれども……。

・インキュベーター
最終的に害獣から普通の魔法少女とマスコットの関係に落ち着くオチはすっきりまとまっていいね。
インキュベーター倫理における誠実さとはただ嘘をつかないことでしかなく、自分たちの利益のためなら隠し事をするのも是だから、人間にとって不誠実に映るのは仕方ない。(「なんでも叶える」に関しては君たちの頭で思いつく程度の願いは何でもという限界の意味がある、もしくは無理なこともあるというのは暗黙の了解とかで許して。)
でもこのインキュベーターはもう少女を魔女にする必要がないから、事実を隠して絶望させたりすることもないだろうし。世界が変わっただけでインキュベーターの性質自体は変わってない平和的解決。

・新たな世界
魔法少女が死んだ時にまどかが救いに来るというのは概念のレベルの出来事で、現実には何も起こっていないってことでいいのか。
しかし結局人間の負の感情により害為す存在が現れるのだから、直接的に背負わなくていいという精神的問題は解決しても、プロセスが分離しただけで根本的に変わってない気がしないでもない。。魔獣は上位存在の力で生まれたものだから、インキュベーターが駈け回って人間を絶望に引きずり込んだところで増えるようなものではないと解釈すればいいのかな。



総じて
このラストは他の全てにかえても夢と希望の物語を描きたかったんだろうな、という印象。王道だからグレンラガン思い出した、エヴァ思い出した、プリキュア、lain、封神演義等色々かぶるところがあるのはそりゃそうだ。
充分に満足のいく出来ではあったけど、やっぱりそれ以上の何かもう一手を求めていた節はあるかも。

ともかく完結。制作・監督・脚本・キャラデザ・演出・作画・声優・音楽などなど、全ての要素がうまく絡み合い相乗効果を発揮した素晴らしい作品だったと思う。最大のアンチ太平洋プレートにも負けず放送してもらえたことに感謝。

あと純粋な意味での2期はないほうがいいと思うけど、こんだけ人気出て採算取れるの確定してるんだから、スピンオフとか外伝とかそういう系の続編はやらない訳がないだろうな。
とりあえず今はおりこ☆マギカ期待。
  1. 2011/04/27(水) 11:03:16|
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